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Vol.10 No.257 2012年2月2日


■□■ PHPリサーチ・ニュース ━━━━━━━・・・・・‥‥‥……… 
                2012年2月2日号 Vol.10 No.257 
                     http://research.php.co.jp/ 
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【1】★『PHP Policy Review』【Vol.6 No.48】発刊  
─────────────────────────────────── 
「中国における国益論争と核心的利益」       
                         主任研究員 前田 宏子 

《Talking Points》 

1.「台湾は中国の核心的利益」という言い方は胡錦涛政権期に定着したが、 
政権発足時には異なる使い方をされていた。中国政府は、新たな時代の米中関 
係を象徴する言葉として、「核心的利益」に新しい定義を与えようとしたが、 
それが国内外で議論を呼び、中国国内でもさまざまな解釈が提示されるように 
なっている。 

2.中国において「核心的利益」という言葉は、国家利益の定義を精査する過 
程で誕生したというより、台湾問題の中国にとっての重要性、さらに他国(特 
にアメリカ)への警告と牽制のために用いられた、極めて政治的な用語だった。 
しかし、本来は中国独自の意味で用いられていた「核心的利益」を、より一般 
的な国益定義に収斂させようとする過程で、言葉の使用や解釈をめぐる矛盾・ 
混乱が起こっている。 

3.中国国内で「核心的利益」を拡大しようとする強硬派の主張は世論に対し 
影響力をもつ一方、学術的、論理的に「核心的利益」を分析しようとする見解 
の中では、この言葉の使用について慎重な姿勢が目立つ。新しく登場した利益 
・問題を核心的利益と呼ぶべきか否か、核心的利益と認めるべきではあるが宣 
言すべきでないのか、「核心的利益」でなく別の名称で呼ぶべきなのか、中国 
国内でも議論や問題意識は様々に分かれている。今後、この言葉の定義がどの 
ように収束していくかは、中国がどのような対外政策方針を展開していくのか 
によって定まる。 

                           ▼全文はこちら▼ 
                http://research.php.co.jp/policyreview/vol6no48.php 

                        ▼筆者のプロフィール▼ 
               http://research.php.co.jp/staff/maeda.php 


【2】☆1月25日発刊!書籍『グランド・ストラテジー 日本の大戦略   
   歴史的パワーシフトをどう乗り切るか』(PHP研究所刊)好評発売中 
─────────────────────────────────── 
 各所から大きな反響をいただいた、報告書『「先進的安定化勢力・日本」の 
グランド・ストラテジー―「先進国/新興国複合体」における日本の生き方―』 
(2011年6月公表)に続き、このたびPHP「日本のグランド・ストラテ 
ジー」研究会の成果を書籍として刊行することになりました。 

 中国やインドなどの大型の新興国が台頭し、既存の国際秩序が挑戦を受けて 
いる中、現下の国際変動の本質を明らかにすることは喫緊の課題です。 
 本書は、歴史的洞察と国際政治理論によりながら、この課題に取り組み、今 
現出しつつある国際秩序を「先進国/新興国複合体」として描出しています。 
 特に国際政治理論を用いて国際環境の変化を分析し、そこから日本の国家戦 
略への体系的な指針を導き出そうと試みている点は、わが国ではあまり例のな 
い本書の特徴の一つでしょう。ぜひご一読いただき、転換期の日本のグランド 
・ストラテジーを考える参考にしていただければ幸いです。 

 尚、研究会座長の山本吉宣氏(PHP総研研究顧問)の論文が、『外交』 
(2012年1月31日発刊)に掲載されました。標記書籍の内容にもふれておりま 
すので、ぜひ合わせてご一読ください。 

【執筆者】 
 山本吉宣(PHP総研研究顧問・東京大学名誉教授) 
 納家政嗣(青山学院大学教授) 
 井上寿一(学習院大学教授) 
 神谷万丈(防衛大学校教授) 
 金子将史(PHP総研主席研究員)              ※敬称略 

                          ▼詳しくはこちら▼ 
http://research.php.co.jp/research/foreign_policy/policy/grand_strategy.php 

                      ▼『外交』最新号はこちら▼ 
                 http://www.gaiko-web.jp/archives/621 

【3】◆ イベント 
─────────────────────────────────── 
1)PHP地域経営塾オープンプログラム PHP嚶鳴塾  
 温泉とまちづくり【第1回 シンポジウム】 
「温泉療養保健制度」を考える   
            〜大分県竹田市の実証実験を巡って〜 開催のご案内  

 これからの地域づくりのあるべき姿を求め、その意思と知恵を繋ぐ場として、 
温泉と地域づくりをテーマに、「PHP嚶鳴(おうめい)塾」を2月10日 
(金)に開催します。 
 第1回のシンポジウムは、大分県竹田市の首藤勝次市長、社団法人日本温泉  
協会事務局長・布山裕一氏、NPO法人健康と温泉フォーラム常務理事・合田  
純人氏を講師に、竹田市の実証実験を事例にしつつ、これからの温泉利用と地  
域づくりのあり方と課題・問題点について、参加者と共に議論します。【有料】 
 皆様のご参加をお待ちしております。 

                          ▼詳しくはこちら▼ 
                       http://research.php.co.jp/event/2012/02/10.php 

2)PHP地域経営塾「公共施設有効活用講座」プレ講座 
「学校から始める『施設整備から機能確保へ』の 
                    パラダイムシフト」開催のご報告 

 PHP地域経営塾では、去る1月23日(月)に標記講座を開講し、多くの 
議員や自治体の皆様にご参加いただきました。 
 今回は、東日本大震災を機にそのあり方が大きく見直されつつある学校施設 
を題材に、地域コミュニティの拠点施設として求められる機能や活用方法を、 
ハード・ソフト両面から探りました。 
 当塾では引き続き、自治体経営の改善に役立つ実務力向上を目的として、自 
治体職員、議員のための本講座を5月頃に開講予定です。 

                          ▼詳しくはこちら▼ 
           http://research.php.co.jp/event/2012/01/23-1.php 

【4】◇ 時事コラム    
───────────────────────────────────  
1)「北京の大気汚染−環境問題対策への後押しとなるか」(1月30日掲載) 

                         主任研究員 前田 宏子 

 北京に住んでいる友人から「今年は爆竹も花火も少なくて、やや寂しい春節 
(旧正月)だった」というメッセージが届いた。春節前、北京のメディアなど 
は市民に対し、大気汚染を軽減するため花火や爆竹を控えるよう呼びかけを行 
っており、その影響ではないかと思われる。 

                           ▼続きはこちら▼ 
          http://research.php.co.jp/jijicolumn/20120130.php 

                        ▼筆者のプロフィール▼ 
               http://research.php.co.jp/staff/maeda.php  

2)「ハコモノ改革最前線 〜カギを握る2つの連携〜」  (1月23日掲載) 
    
                        主任研究員 佐々木 陽一  

 横浜市が公共施設の見直しに動き始めた。昨年11月には、筆者も加わった 
市の有識者会議「公共施設のあり方検討委員会」(以下、委員会)が市営プー 
ル、野外施設等について、「施設の選択と集中を図ることが必要」とする『意 
見書』をまとめた。膨大な維持費用に耐えきれず、施設の見直しにようやく踏 
み出した格好だが、行政内部の実行体制の整備、市民の理解と協力をいかに得 
るかなど、残された課題は多い。 

                           ▼続きはこちら▼ 
          http://research.php.co.jp/jijicolumn/20120123.php 

                        ▼筆者のプロフィール▼ 
              http://research.php.co.jp/staff/sasaki.php 

  ┌───────────────────────────────┐  
○ < 研究員ブログを随時更新中!ぜひ、ご覧ください。   
▲ └───────────────────────────────┘  

 荒田主席研究員の研究員ブログでは、1460人もの応募を集めた大阪市24区 
長公募について述べています。 

                           ▼詳しくはこちら▼  
           http://research.php.co.jp/blog/arata/2012/01/27.php 
                   
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 編集人:土井系祐  
 発行人:永久寿夫  
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PHP地域経営塾
「PHP嚶鳴(おうめい)塾」
【温泉と地域づくり】第2回シンポジウム

 健康に対する社会的関心が高まるなかで、地域づくりのために温泉資源をどのように活用すればよいのか。
 本塾では、温泉を核にした城下町再生や農村回帰と農産品販路開拓等に戦略的に取り組む竹田市の現地視察を通じて、これからの温泉と地域づくりのあり方について具体策を検討いたします。<有料>

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【テーマ】『「温泉療養保健制度」と「現代版湯治文化」の創造〜竹田市の実証実験を事例に』

【開催日】
5月25日(金)〜26日(土)
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研究員ブログ


「北海道経営ビジョン」を地元紙が紹介
荒田英知(2012年5月15日 13:00)


米国国防省の新しいインテリジェンス組織
金子将史(2012年4月27日 14:00)

時事コラム

景気動向から見る総選挙のタイミング

政治経済研究センター
主任研究員:宮下量久

 社会保障と税の一体改革関連法案が衆議院で審議入りした。消費増税反対を唱える与党内からの声もあり、本法案審議の難航が予想される。野田総理は法案成立に向けて「政治生命をかける」と発言し、国会審議の行方次第では衆議院解散・総選挙も辞さない構えを見せている。総選挙は本当に行われるのだろうか。景気動向からそのタイミングを考えてみたい。