安全保障を理由に日米関係を重視するのも一つの意見です。 ただ、米国に頼らず、安全保障を確保している国もあります。 逆に米国に頼りすぎではないかとなぜ感じないのか? みなさん日米関係に囚われすぎでは無いですか?と問いたい。 これは人づきあいと同じで、ある特定の人物に頼ってしまって 大丈夫かということです。 政府のやっていることは、別にアメリカと疎遠になって、 中国にくっついていく、という二元論ではないでしょう。 アメリカも大事、中国も大事、韓国も大事、みんな大事です。 米軍が駐留しているから日本は安全なのか? 在日米軍基地からアフガニスタンやイラクに出撃している現実を どうみるのか?自衛隊の役割は? これは日米や日中のそれぞれ関係をみると言うよりも、 国全体のありかたを包括的に考えていくということに他なりません。 せっかく長年の自民政権の呪縛から解き放たれたのですから、 今がリセットする絶好のチャンスです。 物事をもう少し総括的に見てはどうでしょうか? (服部 浩昌、44歳、会社員、東京都)
「事業仕分け」を擁護する論考がいくつもあり、興味深く拝読しました。 「事業仕分け」は、とりあえず国民に支持されている「政策」です。 一般の政策・事業をチェックする政策ですから「メタ政策」というべきものでしょうが、 「政策」であることに変わりはない。 「政権交代」という歴史的出来事に引き続き行われた「新政権の目玉政策」として いずれ歴史の中で判断されるものでしょう。 そのようなやや「引いた」俯瞰的視点から申し上げると、 今回の事業仕分けは「予算編成過程の公開という点で政治史的意義は大きいものの、 具体的な技法のレベルにおいては多くの課題を残した」と 総括されるべきものだと思います。 特に「何を取り上げるか」という点が至って粗雑でありました。 「何兆円切りたい」という大雑把な数値目標から逆算して、 「じゃ、こういうものも何とかしないと追いつきませんよ」という「数合わせ」で、 地方交付税や診療報酬などの大制度や、 科学技術などの将来投資が俎上に上げられました。 これは、初めてのことであるから仕方がないとはいえ、 二度と繰り返してはならない間違いであったと考えます。 科学技術予算は、「費用」ではなく「投資」です。 企業であれば損益計算書(PL)ではなく貸借対照表(BS)に載せるべきものです。 PL上の「費用」であれば、効率性はとても大事です。 しかしもともと「不確実な未来」に対して将来の収益機会を獲得するために 冒険することを前提として行われる「投資」に対して効率性を問うことは無意味です。 攻める仕分け人にも守る文科省にも、 そのあたりの理解が乏しかったように見えたのは残念でした。 これを機会に「効率性」で捌けない予算については、 きちんと政治主導で行われるべきであると思います。 …というような議論を喚起したという点においても、 「事業仕分け」の意義は大きかったと思います。 予算編成という重要な政治過程の進化が、これを機会に進むことを期待します。 (馬場 伸一、50歳、地方公務員、福岡県)

















